映画『ノーカントリー』(2007)

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映画『ノーカントリー』(2007)ストーリー

狩りをしていたルウェリン(ジョシュ・ブローリン)は、死体の山に囲まれた大量のヘロインと200万ドルの大金を発見する。危険なにおいを感じ取りながらも金を持ち去った彼は、謎の殺し屋シガー(ハビエル・バルデム)に追われることになる。事態を察知した保安官ベル(トミー・リー・ジョーンズ)は、2人の行方を追い始めるが……。

映画『ノーカントリー』(2007)の感想

映画『ノーカントリー』(2007) N山Y幸のレビュー鑑賞済open

一体主人公は誰なのか?

監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
撮影:ロジャー・A・ディーキンス
主演:トミー・リー・ジョーンズ

決めたことには忠実、ただ彼はどこに行くのだろうか?
そして誰が彼のことを知っているのだろうか?

意味不明で申し訳ありませんが、これが私の感想です。
今回観た映画は、映画好きの方が好みそうな作品でした。
元々海外での有名な映画賞を受賞しているコーエン兄弟の作品なので当たり前なのかも知れませんが。

今回印象に残ったシーンは、食堂で食事をしているトミー・リー・ジョーンズが登場するシーンです。
理由は、記憶違いもありますがトミーのセリフで「人はそういう時笑う、でもそんな記事は嘘では書かない」みたいなことをいうのですが、その時の彼の寂しそうな顔がなんともいえなかったからです。しかも私はこの時ようやく主人公が彼なのだと気付きました。
それでようやくこの映画の観方が分かったような気がしました。
ただその観方も人それぞれなのでなんともいえませんが。
もう一度見るとさらに面白いと感じる気がします。いつかまたチャレンジしたいと思います。

エンターテイメントと作家性。これは映画のみならずですが、とても難しいものづくりのテーマな気がします。今回の映画はとても作家性が強かったように思え、エンターテイメントという意味ではとても弱かった気がします。
観る人が何を求めるかで評価が分かれる作品な気がします。

そんなこんなでコーエン作品のお薦めは「ファーゴ」という作品です。最高です。

今回の映画こそ点数をつけるのはあまり好ましくありませんが51点です。
以上です。

評価:51/100点

映画『ノーカントリー』(2007) OFUのレビュー未鑑賞open

映画『ノーカントリー』(2007) カカネバのレビュー未鑑賞open
まだこの映画を観ていません。

映画『ノーカントリー』(2007) ケイスケのレビュー鑑賞済ネタバレありopen
ノーカントリーは、図らずも麻薬取引の大金を手に入れた男とそれを回収しようとする殺し屋の追走劇です。

エアスタナーと呼ばれる物があります。食肉用の牛やブタを屠殺するときに使われるそれは、片手でやっと持てる位の縦長のボンベにホースが付いており、その先端の鉄芯を高圧空気で素早く打ち出し、牛やブタ眉間に当て、骨を砕き殺すのです。屠殺現場ではありふれた、しかしとても恐ろしい器具を使って、アントン・シガーは人を殺します。どこから来たのか、どこ行くのかもわからない狂気のような殺人者でハンターのシガー。

彼に追われる男、ルゥエリン・モス。
テ キサスの荒野、じりじりと熱い太陽の照る中、数百メートル先からプロングホーンと呼ばれる獲物を狙っているルゥエリン。ライフルの照準器を睨んでいる彼はは元ベトナムの帰還兵。じっくり狙った一発はわずかに外すが、幾多の戦況を潜り抜けてきたタフガイのルゥエリンもまたハンターなのだ。

トレーラーハウスで恋人と暮らしているルゥエリン。
ある日、ハンティングの途中、血を流してよろよろと歩く一匹の犬を発見する。不審に思って後をつけると、そこに大量の死体を発見する。状況から鑑みて麻薬がらみのギャングの抗争らしい。そして金の詰まったブーリーフケース。手を伸ばすルゥエリン、晴れていた荒野に雷鳴がとどろき雨雲の一群が近づいてくる。

追う男、追われる男、気配なく近づくシガー、それをじっと待つルゥエリン。全編を通じて描かれるシガーの狂人ぶりと、すんでで逃げるルゥエリンの命と金へのへの執着。息もつかせぬ緊張感。そして、二人の男を追いかける老保安官の語り。
「少し前、少年を電気椅子送りにした。このハンツビルで。
 少年は14歳の少女を殺した。新聞は激情的犯罪と騒いだが、少年は言った、感情はないと。
 物心ついた時から、殺人の計画を立てていた、と。俺を地獄行きにしてくれ、と。
 私には、どう理解すればいいのか分からない……本当に分からない」

物語の結末は虚しさに満ちていて、ともすればやりきれない感情を抱くかもしれません。
けれど僕は、この映画が大好きです。

一番好きなシーンをご紹介したいと思います。
シガーに追われて、モーテルの一室に身を潜めているルゥエリン。
フロント係りに金を握らせ、誰かが来たら知らせるように言う。
薄明かりの部屋で追跡者を待ち伏せるルゥエリン、ベッド脇のテーブルにはブリーフケースに仕掛けられていた発信機がチカチカと光っている。フロントに電話を掛けるルゥエリン、反応がない。
卓上ライトの灯りを消すと静かにドアの前に座り、ライフルを構える。
ドアの隙間から廊下の灯りがもれている。ふいに影が横切ると、部屋で止まる。
こわばるルゥエリンの表情、静かにライフルの引き金を引く。
カチっと小さな 音。影は再び歩きだし、部屋の前を立ち去る。
一瞬、安堵の表情を見せるルゥエリンだが、廊下の灯りが消えた……
会話をすることも、顔を合わせることもない男二人の無言の駆け引きが続きます。

突き抜けるようなクールな快作に、90点!

評価:90/100点

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